2011年04月21日 8時04分

写真は鹿児島交通『キハ102』で、枕崎駅到着時に撮影したものです。
この車両は昭和27年製で、国鉄の「キハ07形(キハ42000形)」と
同型ですが、国鉄の払い下げではなく、鹿児島交通の自社発注車両です。
車内は国鉄型とは異なる座席配置だったそうですが、
当時、そんなことを確認しながら乗ることはなく、
お恥ずかしい話しですが、私は鹿児島交通(南薩鉄道)の自社発注の車両とは、
今回のこのブログを書き始めるまで知りませんでした。
つまり、てっきり国鉄の払い下げと思い込んでいたのです。
私が鉄道に乗り始めた頃、キハ07形は国鉄では既に無く、
払い下げ先の関東鉄道鉾田線・同和鉱業片上鉄道に関しては、
私が乗った当時の写真がまだ発掘できておらず、
この形の気動車に私が乗っているかどうかは不明です。
そういう意味では、確実に私が乗車した唯一の「キハ07形」の
同型車と言えます。
デザインにとても特徴があり、私・個人的には「好み」のタイプです。
元の鹿児島交通加世田駅にある『南薩鉄道記念館』に
兄弟車のキハ103が展示されているそうですから
再整備して動くようになれば、鹿児島の地でなくとも
是非乗ってみたいものです。
多分、欧米の保存鉄道なら『100形』のようなユニークな車両は動態保存で、
乗客を乗せて走っているでしょう。
※例えば、指宿枕崎線で「いぶたま」に接続して
『指宿』~『西大山』の区間運転というのは如何でしょう。
鹿児島県に縁の車両として…。
以上、夢物語でした・・・。