2011年04月22日 17時50分

私が「名古屋レール・アーカイブス」(NRA)に所属していることは
何度もこのブログで書いていますが、
今年に入り“発掘”されたものに「国鉄ギフトカード」があります。
そもそもそういうモノがあること自体、私は知らなかった訳で、
兵(つわもの)揃いといっても言い「名古屋レール・アーカイブス」の
メンバーでも知らない人や、その存在自体は知ってはいたものの
“初見”という方もおられました。
●上段写真が「ギフトカード」。下段写真はその「袋」。
この写真では、『東海旅客鉄道』のゴム印が押してありますが、
そもそもそれも無く『日本国有鉄道』の印刷だけのギフトカードもありました。
因みに私の手元にある中央書院刊
「東日本旅客鉄道株式会社 旅客営業規則 旅客営業取扱基準規程
平成18年1月1日発行」の中の「旅客営業取扱基準規程」第9章に
『ギフトカード及びオレンジカード』の項目があり、
その第1節に『ギフトカード』についての取扱が書いてありました。
※余談…『規程』を『規定』と間違えそうになった。
そしてそこには『ギフトカード』の様式が掲載されており、
写真との違いは1点だけ!
会社名が「東日本旅客鉄道」となっていることでした。
今現在、到底発売されているとは思えないこのギフトカード。
特に「東海旅客鉄道」の“印”が無いものも使えるのでしょうか?
実は、NRAの会員がJRの窓口で確認しました。
結論は…、使えます!
しかも『東海旅客鉄道』の印があるものはともかく、
無くても全く問題ないそうです。
まさか使えるとは思っていなかったので、
大袈裟ではなく本当に“驚き”でした。