2011年04月25日 9時08分

写真は、上段・下段とも『谷山線』の専用区間です。
上段が今回撮影のモノで、下段が昭和53年の撮影。
行き違っているのは、今はなき「606号」です。
まずは、昨日書いた『9501号』のコントローラーに注目。
ハンドル部分にはお約束の“カバー”も掛かっており、
私にとって路面電車は『こうじゃなきゃ』の典型ですね。
話しは下段写真に移り、鹿児島市電のHPによれば、
先回の「605号」とこの「606号」は、空気バネ台車とのことで、
さぞかし乗り心地が良かったであろうと察しています。
昭和35年製造ですので、結構画期的なことだったのではないでしょうか?
ところで「谷山」停留所に掲出の『時刻表』では、
「谷山」を起点とする1系統「鹿児島駅前」行きの午後3時台は6分間隔で、
上段写真で私の乗っている電車は15:50頃に出発したのですが、
その時間に該当する電車はありませんでした。
(・・・15:48、15:52・・・)
実感としては6分間隔よりも短い間隔で走っている印象もありましたが、
本当の所は如何だったのでしょうか?
さて、この専用区間、電車は快適に飛ばしていきます。
気分は欧米のLRTでしょうか?
路面電車の併用軌道区間の最高時速40キロよりは感覚的には
もう少し出ているような気がしましたが、
多分、併用軌道区間では最高時速を出すことがあまりないため、
40キロの連続走行でもスピード感を感じたのでしょう・・・。
でも、他都市の路面電車の専用線区間よりは早いと感じています。
(軌道の状況も良いと思いましたが、如何でしょう?)