2011年05月01日 8時07分

昭和53年当時の「電車のりかえ乗車券
(以下、「のりかえ券」と書きます)です。
当時のことを思い出しながら書いていますので、
もしもこれから書いてあることにミス等があればご指摘ください。
まず「のりかえ券」は現金で乗車し、かつ目的の停留所が、
乗車した“系統”では通らない場合に、
2重で運賃を支払わなくてもよいシステムです。
名古屋市電では無かったはずですが、
全国的にはよくあるシステムですね。
右端の数字は、「乗換日付」で、『31日』に乗車したことを示しています。
ささやかかも知れませんが“不正防止”の手段でしょう。
上から、「1系統」からの「のりかえ券」、
「2系統」からの「のりかえ券」、
「3系統」からの「のりかえ券」となっています。
「1系統」では、当たり前ですが『郡元』『高見馬場』『市役所前』が
“乗り換え”のための指定停留所であることが
券面の『降車有効区間』から見てとれます。
以下、各系統別の「のりかえ券」も同じと思ってください。
今もこの「のりかえ券」のシステムは残っており、
鹿児島市交通局のHPにその詳細が出ています。それを見る限り、
運用方法は変わっていません。
さて現在のデザインですが・・・、
今回は「のりかえ券」はもらいませんでした。
多分、あまり変わっていないでしょう。
鹿児島市電のありがたい乗り換え券ですね。
運用方法が変わりませんが、確か乗り換え30分以内。
(何がありがたいかは、利用者にしか分かりません)
現金を運賃箱に入れてから、運転士さんに
「乗換券を下さい」と申請してからもらうのを
社会勉強になります。
ICバスカードは乗り換え券不要になり、
カードをカードリーダーにタッチ。
自分は臨時電車に乗ったときに現金で乗り、
白色の赤文字の乗換券をもらいました。
もらって乗換えをして、
終点の電停で運賃箱に入れました。