2011年05月04日 22時55分

近江鉄道発「三陸鉄道」支援の手。

本日(5月4日)、「近江鉄道」の彦根駅に隣接した
『近江鉄道ミュージアム』に行ってきました。

『近江鉄道ミュージアム』は平成19年に誕生した
「近江鉄道」の車両と鉄道部品・写真・資料等を展示した施設で
今年は11月まで毎月1回、土・日にオープンしています。
●開館日は「近江鉄道」HPでご確認ください。

今回はゴールデンウィークということで、
5月1日~5日の間、毎日開館しており、私はやっと行くことができました。
出かけた理由は…、この期間、ここ『近江鉄道ミュージアム』で
「三陸鉄道グッズ」を販売していることを知ったからです。

「近江鉄道」では、4月16日から「近江八幡駅」で毎日、
次いで4月23日からは「八日市駅」で毎日、
そして「近江鉄道ミュージアム」では今月から開館日に販売しています。

今回、たまたま近江鉄道の方にお話が聞けたのですが
「同じ鉄道会社として応援できることは無いか?」と考え、
この販売が実現したそうです。
全部で22種類のグッズの販売をしているとのことでしたが
一部品切れになったものもあります。
その補充は、「三陸鉄道」サイドの負担にならないことにも
留意しながら行っているそうです。

また、今週末(5月8日の日曜日)に開催される
和歌山電鐵『貴志川線祭り』の“復興支援地方鉄道大集合”に
「近江鉄道」も参加して“グッズ販売”を行いますが
「近江鉄道グッズ」にプラス、「三陸鉄道グッズ」も販売するそうです。
『貴志川線祭り』に行かれる方は、「三陸鉄道グッズ」にも
注目してください。

「三陸鉄道」の復旧には100億円以上の費用がかかると言われています。
それに比して私の“グッズの購入”はあまりにもささやかで
正直、呆然としてしまいます。
それでも、「三陸鉄道」の復旧を心で願うだけではなく
“ささやか”でも具体的な行動にしたいと思い
今回の彦根詣でとなりました。

(明日に続く)

2011年05月04日 8時01分

熊本電鉄(3)健在!青ガエル5000系。

言うまでも無く元東急「5000系」。
ここ熊本でも「5000形」を名乗っており、写真は「5102」です。
熊本電鉄ではもう一両生き残りがいて、
「5101」の番号を付けています。
それにしてもこの“青ガエル”のこの顔が、一両運転対応のため、
反対側では見事に切り取られ、
先々回UPした「上熊本駅」の改札から顔を出している“平面顔”に
なろうとは、東急時代を知る者としては、初めてその実物を見て、
少々衝撃的ではありました。
※「Wikipedia」にこの“平面顔”を「“平面ガエル”の別名あり」と
書いてありましたが、漫画『ど根性ガエル』が無ければ、
別のネーミングになっていたのでしょうか?どうでも良い事ですね。

もっとも、現役の“青ガエル”は日本でもここだけになってしまっただけに、
熊本電鉄オリジナル5000形でも十分、価値があります。

ところで、乗ってみて「そりゃそうだよね」と思ったのが、
天井の扇風機。そうっ!冷房の吹き出し口が無いのです。
元々冷房のない車両でしたが、熊本でも冷房は付けられていませんでした。

今時、別の意味でも貴重な車両ですね。
「そよ風トレイン117」にわざわざ乗る必要はありません。
この電車で「そよ風」に吹かれてみたいと思いました。

参考までに「上熊本」~「北熊本」間の最高速度は45キロです。
「ねっ!そよ風にはピッタリ」でしょ。

●見た限り、菊池線「上熊本」~「北熊本」専用で
使用されているようでしたが、
他の電車もこの区間で使われているのでしょうか?
乗客数の現状から見ると、多分、無さそうですね。



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プロフィール

稲見部長稲見眞一
<自己紹介>
昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!