2011年05月05日 0時18分

近江鉄道発「三陸鉄道」支援の手(2)。

写真は、「近江鉄道ミュージアム」の中にある
「三陸鉄道グッズ」の販売コーナーと
「三陸鉄道の被災状況」の写真展示です。

被災状況については様々なメディア等でも出ていますが
私自身にとって、その写真ははるかに生々しく、
4月6日にこのブログで「三陸鉄道社長からのメッセージ。」と題して
私なりの三陸鉄道の“復旧への思い”を綴ったつもりでしたが
そんな甘いものではないと改めて思い知らされました。

今回の“グッズ販売”については、4月15日付けの「三陸鉄道」
『プレスリリース・トピックス』で発表され、
「三陸鉄道」本体の“オンラインショップ”再開より一足早く
「近江鉄道」の他にも「いすみ鉄道」「東急車輛製造」で始まりました。

「近江鉄道」では、「近江八幡駅」も「八日市駅」も
そしてここ「近江鉄道ミュージアム」も
ただ『販売場所を貸しているだけ』で、
『特に何かをしているわけではない』と、さも当たり前のことを
しているようにされていましたが、実際には“手数料”無しで、
売り上げは全て「三陸鉄道」に送っているとのこと。

「近江鉄道」の経営が厳しいことは周知のこと。
それでも今回の支援を行うということは、やはり鉄道が
『地方交通の主軸』として『地元住民の大切な足』であり続けることの
重さを知っているからではないのでしょか?

“私”が今回行った「三陸鉄道」への支援は
1)久慈ありす&釜石まなバッジ
2)久慈ありす&釜石まなマフラータオル
3)QPストラップ「車両」
4)書籍「三陸鉄道開業25周年記念誌」
以上、4点です。
それぞれのグッズの写真は折角ですので、「三陸鉄道」HP
ご確認下さい。

ご覧頂けばお分かり頂けると思いますが、
上の2つは私のグッズコレクションのテリトリーから外れます。
それでもこの度、堂々のコレクション入りを果たしました。
(「鉄道むすめ」系グッズを初めて購入しました)

今回のことは私の単なる『自己満足』かも知れません。
でも、自己満足の輪も全国の多数の方に広がっていけば、
それが「三陸鉄道」の“復旧”への『声なき応援メッセージになる』・・・、
私はそう信じています。

追伸)昨日、この「近江鉄道ミュージアム」をフジテレビが
取材していました。
それは勿論「近江鉄道」による「三陸鉄道」支援についてでした。

    

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    プロフィール

    稲見部長稲見眞一
    <自己紹介>
    昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!