2011年05月06日 8時26分

熊本電鉄「北熊本駅」名物、電車の離合集散“新旧対比”です。
ここのポイントは、跨線橋ではなく、線路を横断しての乗換!
そういえばこのような風景、どこかで見たことが…。
そうっ、昨年の5月26日にUPした一畑電車の「川跡駅」ですね。
「松江しんじ湖温泉」「電鉄出雲市」「出雲大社前」から
集まってくる電車が、ここ「北熊本駅」では
「藤崎宮前」「御代志」「上熊本」となります。
余計な話しが長くなりました。
ご覧の通り、上段写真が“平成23年”で、下段写真が“昭和53年”です。
停車中の電車を除けば、この30年余り、ここでは時間が止まっています。
もっとも、左側2線の電車が、単行から2両連結に
グレードアップしています。
平成のラインナップは、「藤崎宮」行き⇒「6221」、
「御代志」行き⇒「6111」、「上熊本」行き⇒「5102」。
昭和では、「藤崎宮」行き⇒「103号」、「菊池」行き⇒「102号」、
「北熊本」行き⇒「121号」。
こうやって見ていると、下の写真が“平成”ですと言っても
通用しそうな感じですね。
等と言うことはさておき、こうした乗客の目から見て平面的な
“離合集散”は、以前は国鉄でも私鉄でも分岐駅では見られた光景です。
名鉄で言えば広見線と廃線となった八百津線の分岐駅である
現・明智駅(以前は伏見口駅)でも見られました。
最近は、安全上の理由から跨線橋が整備され、“地方”でも
あまり見かけません。
さて、いつまでこうした光景を見られるのでしょう?
もっとも単なるノスタルジーで済む話ではありませんが・・・。