2011年05月08日 9時20分

熊本電鉄では、条件付きで車内への自転車の持込が認められています。
その条件とは「時間帯」で、
●月~金・土の9:00~15:30
●日曜・祝日の一日中
但し、年末年始や多客時、又、雨や雪の時は持ち込めません。「雨」と「雪」で乗車不可は、考えてみれば成程で、
びしょびしょの自転車が乗ってきたら一寸困ってしまいますね。
でもそんな時こそ乗せてあげたい気がしないでもないです。
写真の高校生達には、撮影の許諾とブログへのUPの了解を頂いていますが、
時々自転車と一緒に乗っていると話してくれました。
彼らは御代志駅から乗り込み、途中の駅で降りていきました。
また、この高校生とは別に一人、
多分、70歳を少し越えた方が「御代志行き」の電車の運転士さんに
「御代志まで電車で行ってそこから自転車に乗りたいのですが良いですか?」と
何度も確認しながら自転車と共に電車に乗り込んでいました。
どうやら初めて乗せたみたいで、その緊張振りが
こちらまで伝わってきました。
日本でも最近、自転車を乗せられる鉄道会社がありますが、
実際に自転車を車内で見かけたのは今回が初めてです。
公共交通のサービスの一環としては優れていると思っていますが、
日本ではやはり、乗客数の少ない地方交通でしか成立しないのでしょう。