2011年05月22日 18時00分

「Japan Rail Pass」を初めて見ました。

昨日(5月21日)、私のインド人の友人夫妻が我が家に泊りました。

夫妻は、20日間の予定で日本に滞在しているのですが、
5月18日(水)~31日(火)は、『Japan Rail Pass』を利用しているとのことで、その実物を見せてもらいました。

左側が表紙で、真ん中と右がその中身です。
『Japan Rail Pass』は、私達にはあまり馴染みがありませんが、
発行条件が、日本国籍以外の旅行者に限られているうえ、例えばJRを利用して日本国内を広範囲に移動しない限りあまり金銭的なメリットもありません。
なおかつ日本への入国前に購入しなければならず、ということで私もこれを初めて見た次第です。
●普通車・14日間有効で45,100円。

まあ私達がヨーロッパに行く際に「ユーレイルパス」等の鉄道パスを購入するのと同じですが、旅先の国で「どこに行くか?」によって、必ずしも購入するとは限らず、それと同じです。

ところでこの夫妻、東海道新幹線は「ひかり」で移動しており、『何故?』とばかりに写真の中央のブロックにある“運送条件のご案内”を見たところ、「のぞみ」(ここには書かれていませんが“みずほ”も)は使えないようになっていました。
東海道・山陽新幹線の主力である、「のぞみ」が使えないのでは利便性に欠けており、「フルムーン夫婦グリーンパス」と同じ扱いではあるものの、少々残念です。

私見ですが、せめて“自由席”だけは利用を認めてほしいと感じました。何せ、外国からわざわざ日本に来てくれて、しかもJRを選んで日本を移動しているのですから…。

2011年05月22日 9時07分

島原鉄道(7)2500形「島原外港駅」到着。

15:44、定刻で「急行 島原外港」行きが姿を現しました。これが折り返し「島原外港」発15:53となります。

急行といっても昭和50年代のような島鉄オリジナルの
キハ26形・55形「国鉄乗り入れ急行用車両」ということはなく、
明るい黄色の『2509号』の登場でした。名古屋市民としては、黄色の塗色には強い思い入れがありますが、南国でみる黄色もまた
良いものです。

ただ、島原鉄道の車両は、2500形と2500形のみで、
外観は私には全く同じに見えるので、そういう意味では面白みに欠ける路線と
言えそうです。

それでも車内はセミクロスシートで、私は無事、有明海側のボックスに
身を置くことができ、『旅』気分を堪能する準備は整いました。
等と実は書くまでもなく、「島原外港」を出発したときの乗客は
ほんの数人で、結局、私の座っていたボックスに他の乗客が
相席となったのは「愛野駅」駅を過ぎてからだったと思います。

乗客の少なさは、経営の悪化に直結するので望ましいものではないのですが、
ボックスシートで、前の席に足を伸ばして風景を楽しむなどといった
贅沢が出来たのは、ちょっと嬉しかったと正直に告白しておきます。



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プロフィール

稲見部長稲見眞一
<自己紹介>
昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!