2011年05月22日 9時07分

15:44、定刻で「急行 島原外港」行きが姿を現しました。これが折り返し「島原外港」発15:53となります。
急行といっても昭和50年代のような島鉄オリジナルの
キハ26形・55形「国鉄乗り入れ急行用車両」ということはなく、
明るい黄色の『2509号』の登場でした。名古屋市民としては、黄色の塗色には強い思い入れがありますが、南国でみる黄色もまた
良いものです。
ただ、島原鉄道の車両は、2500形と2500形のみで、
外観は私には全く同じに見えるので、そういう意味では面白みに欠ける路線と
言えそうです。
それでも車内はセミクロスシートで、私は無事、有明海側のボックスに
身を置くことができ、『旅』気分を堪能する準備は整いました。
等と実は書くまでもなく、「島原外港」を出発したときの乗客は
ほんの数人で、結局、私の座っていたボックスに他の乗客が
相席となったのは「愛野駅」駅を過ぎてからだったと思います。
乗客の少なさは、経営の悪化に直結するので望ましいものではないのですが、
ボックスシートで、前の席に足を伸ばして風景を楽しむなどといった
贅沢が出来たのは、ちょっと嬉しかったと正直に告白しておきます。