2011年06月03日 9時04分

長崎電軌「3000形」は、平成15年に製造され、
同16年に営業運転を開始したアルナ車両が作った
『リトルダンサーUタイプ』で「リトルダンサー」の集大成ともいわれており、
台車部分も含めほぼ100%の低床化は国産ではこの電車で初めて
実現しました。
※平成16年「グッドデザイン賞」、17年に「ローレル賞」を受賞。
ところでお題に“裏話”としたのは、実は3000系がサイドミラーではなく、
サイドビューモニターを採用していること。
(豊橋鉄道の「ほっトラム」T1000形と同じ)
※どうでもよいことかもしれませんが“サイド・・・”と“バック・・・”、
どちらの表現が良いのでしょう???
ただ、それだけでは裏話になりません。ということで、それでは
「3000形」の次に登場した『5000形』はどうなっているのでしょう?
実はモニターで電停での安全確認を行っているのはこの「3000形」だけで、
『5000形』からはまた元の“鏡”を使うスタイルに戻っているのです。
車両数の少なさからくる慣れの問題なのか、それとも運転士さんから見て
使い勝手が良くなかったのかはわかりませんが、何かデジタル化した機器を
アナログに戻した気分で、「なんだかんだ言ってもやっぱり
アナログだがね」と、思考がアナログなおじさんは思ってしまいまました。
夏に豊橋鉄道の「納涼ビール電車」に乗ったら、是非運転士さんに
聞いてみたいことが一つ増えました。