2011年06月08日 18時26分

資料館そのものは上段写真のようにさほど広くはありません。
正面真ん中に鎮座していますのは顔出しモックアップで、
この写真を撮影したときは誰もいませんが、身を乗り出す子供達の写真を
撮影する家族連れは多かったです。
この車体番号「1号」は、多分、大正4年の開業に投入した「1形」を
模したものと思われ、方向幕は「長崎駅前」となっており救助網も
しっかりありました。因みに内側にはコントローラーやブレーキなどもちゃんとあります。
下段左側の写真は、『ビューゲル』です。
6月1日に「明治電車」をUPした際、『ハンドルさん』から、
『明治電車に乗った際に、ビューゲルの向きが変わるのを
初めてみました。(要約)』というコメントをいただきましたが、
確かに若い世代の方には「ビューゲル」は馴染みがないのは当たり前で、
それもあるのか、わざわざ説明付きで「ビューゲル」が展示されているのには、
理由があった訳ですね。
実はこの資料館でこの「ビューゲル」を見た時に何で「ビューゲル」が
あるのだろうと思ったのですが、やはりそういう時代ということなのでしょう。
一方、右側は「ローレル賞」の受賞記念盾です。
「ブルーリボン賞」にしろ「ローレル賞」にしろ、受賞記念の銘板が
その対象のトップナンバーの車両に取り付けられているのは
何度も目にしていますが、こうした「盾」があるのを私は始めてしりました。