2011年06月13日 8時03分

この写真は、運転台の助士席側で撮影したものです。
緑色の矢印の下に、下段写真の様な“停止位置”があります。
運転されていた方の名誉のために書いておきますが、
下の写真はまだまだ動いている最中に撮影しています。
それにしてもプロの運転士さんは何事もなさげに車両を停止させていますが、
毎度のことながら私の運転では思うようには止まってくれない!
ああ、ブレーキ操作の何と難しいことよ。
さて、先回の続きの話しですが、小湊鐵道にとってこれだけの手間を
かけてでも行う「運転体験」というイベントに、どれほどのメリットが
あるのでしょうか?
計算すれば直ぐに分かってしまうのですが、イベントから得られる収入は
決して多くはなく、どちらかと言えば“ささやか”と言っても良い
レベルです。
それでも実施するのは、今のところ参加者がコンスタントにあり、
確実に収入が見込めるからです。
また、小湊鐵道について言えば、第3セクターではなく、
純粋な私企業のため、現時点では行政等の援助があまり期待できない
とのことで、こうした小さな積み重ねこそが、鉄道の明日の存続に繋がるとも
言えそうです。