2011年06月28日 8時08分

春日井市の静態保存機「D51792」(5)煙室オープン。

6月26日(日)、この日、折角だからということで、
煙室の扉が開かれました。
ただ、静態保存の「D51792」でも、毎回開放しているわけでは
なさそうな感じでした。

私は今年の2月19日に、「JR北海道釧路運輸車両所」で
『C11207』が煙室扉を開けている写真をUPしましたが、
それでも、下段写真のように、中を覗き見るというか、この場に居合わせた
子供は中に入り込んでおり、通常なら考えられない経験が出来、大喜びでした。
因みに下段写真の最上部にある、『ラッパの口』のようなものの上が
煙突でした。

ところでこの煙室扉ですが、開閉にはなかなかコツがいるようで、
そうそう簡単には開かず、また閉めることも出来ないようで、
かつ力仕事のようでした。
それもそのはずで、この扉がガタついて、煙が漏れるようなことがあれば、
運転に支障が出そうなのは、その構造をチャンとは理解できていない私でも
察しがつくというものです。

それとは別に私が「へーっ」と思ったのが、煙室内が綺麗であったこと。
通常は閉まりっぱなしなので、この保存状態の中で汚れることは
考え難いのですが、それでも『ラッパの口』が黒光りしているのは
思いのほか気持ちが良いものです。

    

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    プロフィール

    稲見部長稲見眞一
    <自己紹介>
    昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!