2011年07月04日 8時28分

「大多喜駅」にも『ムーミン』が一杯です。是非、実際に自分の目で
確かめてください。
ところでどうしていすみ鉄道が『ムーミン』なのでしょう?
私にとって一番分かりやすかった答えは「千葉商工会議所」の
HPの中にありました。
2年前の9月21日にUPされた同商工会議所「販売士会講演会」の
講演録がそれで、講師はいすみ鉄道の鳥塚亮社長でした。
ここでその要約を引用します。
●いすみ鉄道再建のために…
*新たなアイデアは「ムーミン」です。・・・
*・・・登場人物を描いたキャラクター列車を運行します。・・・
*「昭和」や「メルヘン」を好む30代以降の女性をターゲットにして、
いすみ鉄道に乗って頂く仕組みを作りました。・・・
*・・・ムーミンを起用した理由は、大多喜の町には山・花・谷があり・・・
現実の世界にムーミンの谷を作れると考えたのです。
「公募社長らしいアイデア」と一言では片付けられない“夢”と“現実”が
一杯詰まった再建策と言えます。
一体どこをどう考えれば「大多喜」の町が「ムーミン谷」になるのかは、
少々戸惑ってしまいますが、実際にいすみ鉄道に乗って思ったのは、
『常識』の枠をどう外し、外した『常識』をどう“商売”として
成功させるかということです。
いすみ鉄道に棲む『ムーミン』たちが、これからも生き生きとしていて
ほしいと思います。