2011年07月07日 8時06分

上総中野駅17:09。私の乗った「いすみ鉄道」の列車は定時で到着。
ここから「小湊鐵道」への乗り継ぎですが、この日は平日だったため、
五井と結ぶ列車はたった4往復。
JR以外でこの本数の運転を私は知りません。
それゆえ「デンタルサポート大多喜駅」で一旦降り、
1列車遅らせたわけですが、それはそれとして、ここで上総中野駅の
「思い出」を少々。
まず上段写真は平成23年の姿です。
真ん中も平成の駅名標ですが、接続駅とは言え、異なる鉄道会社の駅名が
1枚の中に表現されており、左方向に「小湊鐵道」の
『ようろうけいこく』の名前が、右方向には「いすみ鉄道」の
『にしはた』の名前があり、昭和の時代に既にそうであったかは
覚えていませんが、国鉄木原線の第3セクター化によるものであれば、
面白いと思いました。
さて、下段写真は昭和54年1月14日の「上総中野」駅です。
改札の向こう側に、「小湊鐵道」のキハ200形が見えています。
この日私は、五井発16:46上総中野着17:57の
列車に乗っていました。本当は、ここ上総中野で1泊し、翌朝、
木原線で大原に向かう予定だったのですが、駅周辺にあった旅館
(確か2軒?)は、何れも土木工事の関係者の宿泊により満室で、
『廊下でも…』と粘ったものの、旅館の方から
『この時間なら五井か大原に行けますよ』と言われ、
“「上総中野」~「大原」”間で想定外の夜間乗車をするはめに
なってしまったのです。(続く)