2011年07月10日 18時26分

東京モノレール(1)「五井」から羽田空港へ。

先回までの「房総半島横断」(乗車日は6月3日)の翌日「小湊鐵道」の
運転体験に参加(6月4日)。

それを終え、東京モノレールの「羽田空港国際線ビル駅」開業に伴う、
路線の変更区間を遅まきながら乗りに行きました。
私の“通常”の行動パターンでは、どんな理由があるにしろ、
『変更区間』を乗りに行くことは、“めったに”どころか殆どありませんが、
今回はたまたま気が向いたので向かうことにしたものです。

その理由が上段の「五井駅」発「羽田空港」行き高速バスの存在。
6月3日に宿泊した「五井駅」近くのビジネスホテルのフロントで
そのパンフレットを見て、「へーっ、そんな路線があるんだ」と思い、
だったら『東京モノレールに直行じゃん』と単純に考え、高速バスを使った
“鉄の抜け道”を辿ることにしました。

五井駅発13:15の小湊鐵道バスで、国内線(2)には
定刻の14:02から1~2分の遅れで到着。その所要時間約50分!
JRで東京湾を一周していたら気の遠くなるような時間がかかりますが、
東京湾アクアライン経由ならあっと言う間に到着。とはいうものの
鉄道を利用しなかったことは「御免なさい」です。でも小湊鐵道バスに乗ったことでお許しを!

さてバスに乗っていたら、小湊鐵道の線路が見え始めたので、
慌ててカバンからカメラを出して一枚。
「素晴らしい状況判断ですね」と自画自賛。
それにしてもとても「首都圏」の風景とは思えません。
この田園風景を見ていると心は安らぎます。

2011年07月10日 8時05分

房総半島横断(20)「小湊鐵道」というより国鉄~JR「五井駅」。

五井駅の東口です。上段が現在の姿で、中段が昭和54年、
下段がその当時五井駅で売っていた“硬券”の入場券です。今や昔ですね。

ところで五井駅の東口の駅舎は、30年前の今も同じで、
自分で言うのも何ですが、少々驚きました。
ただ、大きな違いもあり、中段写真の大きなガラスの入ったところは、
今は長大な歩道橋の起点となっており、そういう意味では
“同じ”ではありません。

まあ、定点観測というほどではありませんが、30年の年月の流れを
感じてもらえればと古い写真を出しました。



ADVERTISEMENT

電子書籍「稲見駅長の鉄道だよ人生は!!」
稲見駅長の鉄道だよ人生は!! ―各駅停写の旅―

カレンダー

2011年7月
« 6月   8月 »
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31  

プロフィール

稲見部長稲見眞一
<自己紹介>
昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!