2011年07月23日 18時23分

近江鉄道の旅(12)彦根駅の表と裏。

当初の「近江鉄道ミュージアム」で『三陸鉄道の支援』をいう
目的を果たすため、彦根駅で下車。
昼食のために、「ミュージアム」側ではなく、「正面」側に出ました。
それが上段の写真です。

写真の中央には馬に跨った近江国彦根藩の藩主「井伊直政」公の像があり、
駅の利用客を出迎えてくれます。また、写真には写っていませんが、
全国に数多(あまた)ある“ゆるキャラ”の火付け役とも代表選手と言っても
過言ではない『ひこにゃん』(イラストですが…)も出迎えてくれます。
●「プチ観光」の気分を出しています。が、私は彦根城には行っていません。

下段写真は、JRの橋上駅に繋がる自由通路から見た近江鉄道の車庫と工場と
「近江鉄道ミュージアム」の一部です。

ここで一言。真ん中左側の3両の電気機関車が停留しているのは、
車庫の側線ですが、右側の電気機関車がいるのは、
「ミュージアム」の中です。同じ機関車がいるのは面白いと思いました。
つまり、現役の機関車もそれだけの“価値”があると言うことになります。

会社の経営的に考えれば、『無駄』であるとして、廃車となった時点で
その姿を消すことが殆どでしょうが、ここではそのまま「ミュージアム」に
再就職したことになり、一寸いい風景だと思って撮影したのがこの一枚です。

    

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    プロフィール

    稲見部長稲見眞一
    <自己紹介>
    昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!