2011年07月23日 8時27分

上段写真は、「近江鉄道」の一大拠点『八日市』駅です。
真正面に電車が止まっていますが、そこに入線するはずは無く、
左側の線に進入です。
この電車の八日市到着は11:40。この駅では、本線下り電車
(「貴生川」方面行き)との交換はありませんが、八日市線の上下電車との
接続はあります。
写真で言えば、一番左側に停車中の電車がそれです。
そして下段写真ですが、「愛知川(えちがわ)駅」です。
ここで下り電車との行き違いですが、この駅は、以前から“近江鉄道”の
電車に乗ってもう一度、通りたいと思っていました。
実は、最初にこの線に乗った時も、当然の事ながら右側に写る東海道新幹線の
高架橋はあったのですが、仕事で大阪方面にもしばしば行くようになってから、
新幹線の車内から見える近江鉄道の電車と、『窓外』というより
『窓下』に見える“小さな”交換駅の存在が気になっていたのです。
勿論、その駅名は地図で調べて「愛知川」であることも知っていたのですが、
今回乗車した電車から見上げる新幹線の高架橋は、何故か私には
とても新鮮に映りました。
ここで、今回私が『快速電車』に拘った理由ですが、
それは片道だけの『快速電車』への興味であったり、
他の電車と比べ時間的に“早い”ことは否定しませんが、
一番には「八日市」⇒「彦根」間がノンストップであることです。
「八日市」発11:41で、「彦根」着12:06。
地方私鉄で、そして特別料金不要で、25分間も途中駅に停車しない電車を
私は他に知りません。しかも支線を分岐する「高宮駅」ですら通過なのです。
なおかつ乗っている電車は、近江鉄道で最も一般的なモノ。
そして実際に乗った感想ですが、スピードは決して速くありませんし、
たった1本の電車のために『一線スルー』なぞあるはずもなく、
交換可能駅ではしっかりとスピードを落とします。
まあ、「八日市」以遠から「彦根」「米原」への速達列車という目的があるから
成り立っていると思われ、なかなか楽しかったです。