ワンマン運転の「226号」の車内で、写真の『運賃表示器』を見つけました。
まあ、ワンマン運転の電車・気動車でよく見かける装置ですが、
ちょっと他で見かけない(私だけではないですよね?)のは、
他を圧倒する大きさの一番上の『22系統』の文字。
実は名古屋に戻ってから、こういうことの事情通に写真を見せ、
話しを聞いたところ、「考えられるのは・・・」ということで教えて
もらったのが次の“可能性”です。
1)この運賃表示器は、経費節減のため、鉄道用ではなく、
“バス用”を改造せずにそのまま使用しているのではないか。
ひょっとしたら中古かも?
2)バス用の運賃表示器を使うには、“系統番号”を設定する必要があるのでは?
彼曰く、推理であって正解とは限らないとの事でしたが、
私は結構、納得しました。
ということで、一応の結論(?)です。
『22系統』は、「多賀大社前」⇒「高宮」間の電車のことである。
・・・でも、他の区間の時は、それぞれ何系統となるのでしょう。
で、ここまで思わせぶりで書いてしまいましたが、7月14日に、
JR北海道のワンマン列車で運賃表示器を確認したところ、
右下に『小さな』“系統番号”の文字と、『小さな』番号の電光表示が
あるのを発見しました。
やはり様々な区間をワンマン運転する場合、その区間ごとに“系統番号”を
作り、その番号で『運賃』を管理するのは合理的な発想だと感じました。
ただ、ここ近江鉄道のようなデカい“系統表示”のある運賃表示器は、
“系統番号”に意味のある市街地を走るバスや路面電車用と思わざるを
得ませんでした。
とまあそれはともかく、この「多賀大社前」発「高宮」行きには、
アテンダントさんが乗車されており、何と私はアテンダントさんから車内券を
買いました。
その車内券は私の想像とは少々違い、駅名入りにパンチを入れる
タイプではなく、一枚一枚乗車駅・降車駅を手書きするもので、
多少の収入にはなるのでしょうが、趣味のために手を煩わせてしまった気が
しています。