2011年07月28日 18時02分

いざ、北海道へ!(1)

7月9日(土)。私は中部国際空港から札幌へ飛びました。
目的は『北海道「鉄道」の旅』。スタッフの先陣をきっての夏休みでした。
時期柄、家族の同行はなく、一人旅でした。もっとも家族でこの旅に
付き合いたいという声はありませんでしたが…。

搭乗したのは「スカイマーク」。
今年の2月に名古屋(中部国際空港)に登場したものの、
私は1年に何度も飛行機を使うわけではないので、初めての利用でした。
※写真は中部国際空港にて撮影。

(往路)
●SKY765便 中部発13:10 新千歳着14:55
(帰路…但し、当初の予約便)
●SKY766便 新千歳発15:30 中部着17:20

因みに“安い”と評判の運賃ですが、往路…13,800円で、
帰路…12,800円で、何れも『前割2』というカテゴリーでした。
空港と市街との交通機関への支払いを考えなければ、鉄道で東京より
ちょっと先に行く運賃で北海道が実現できることになり、時代の変遷を
体感しました。
(参考までに私が会社に入った昭和52年当時の名古屋~札幌の
片道運賃は24,000円!!!)

機体はボーイング737で、機内はそれほど広くはありません。
見慣れないのは、搭乗カウンターと客室乗務員の制服が同じであることで、
流石に“格安航空会社”を標榜するだけのことはあります。
また、噂に聞いていた「機内の水も有料」はその通りで、
成程と思った次第です。ただ機内誌はちゃんとあり、機内の暇つぶしには
最適で、これがあるのは広告収入でカバーしているからかもしれません。

あと私は引っ掛かりませんでしたが、注意したいのは機内預けの
手荷物の重さ。確か15キロが運命の分かれ目で何人かの方が
超過料金を払っている現場を確認しました。
まあ、“安い”には訳があるということですね。
そんなこともありますが、札幌便の場合、本数が他社に比べ少ないのを除けば
特段の不便はありませんでした。

プライベートでの搭乗の場合は、飛行機の時間に『スケジュールを
合わせ』られれば、この選択はありですね。

2011年07月28日 8時26分

近江鉄道の旅(20)昭和54年の乗車券。

私が昭和54年10月12日に使用した乗車券です。

上から、
●「米原」⇒「多賀」…370円(現在:460円)
下段の右側が
●「多賀」⇒「近江八幡」…600円(現在:820円)
下段の左側が
●「近江八幡」⇒「貴生川」…630円(現在:860円)
※32年前との運賃比較をしてみましたが、当時から思ったほど
値上がりしていないような気もしています。

ところで、下段の2枚のような、一枚の乗車券に複数の行き先を印刷し、
乗客に応じてハサミで切り取っていくスタイルは、私の手元に残っている
昭和の乗車券群の中でもここ近江鉄道だけでした。
実際のところ、全ての手持ち乗車券を発掘しているわけではないので、
確たることは言えませんが現状では…、ということです。

じゃあ、記憶の中にこういう乗車券があったか無かったかという点ですが、
見た記憶があるような気がする・・・と言うレベルで、とりあえず今回は、
こんな乗車券もあったと言うことでUPすることにしました。

余談ですが、近江鉄道の有人駅では硬券があります。
集めていらっしゃる方はどうぞ。

(近江鉄道の旅・完)



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プロフィール

稲見部長稲見眞一
<自己紹介>
昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!