2011年08月04日 18時04分

終点まで行けば、そこからはバック運転です。
客車2両を牽いて(押して)のバック運転(前進運転もそうですが)は、
ここ「三笠鉄道村」の機関士体験ならではの妙味と言えそうです。
上段写真は、「SL列車」の最後尾(最前部)から撮影したものですが、
前回の写真と合わせると、走行区間の勾配や、分岐した線路を下に
見る感じが良く分かります。
下段写真は、指導機関士さんによる「お手本」で、さりげなく後ろを見て
ブレーキハンドルに手を置く姿には惚れ惚れしてしまいます。
なお、「機関士体験」100回以上という超ベテランの方の運転を
見せてもらいましたが、指導機関士さんとは座り方が異なり、
完全に後ろ向きに座って、左手で加減弁・ブレーキハンドル等の操作を
していました。
当然の事ながら、運転技術を認められたその方だけの
“特例”とのことでしたが、ブレーキ操作の絶妙さは「本職!」と感じました。
●バック運転時の出発ですが、「SL列車」も「機関士体験」でも、
客車の最後尾に乗務している車掌の“旗”の合図で運転を開始し、
機関士はバック運転中、ズーッと後方確認をすることになります。
なお、バック運転そのものは、「350メートル」走行時も同様です。