2011年08月19日 18時18分

名鉄オリジナルカップ酒をご存知ですか?

名古屋鉄道の運転士さんの知り合いから、
『こんな「カップ酒」があるのをご存知ですか?』と言いながら貰ったのが
写真の「名鉄オリジナル おもしろ駅名 カップ酒」です。

“おもしろ駅名 カップ酒”というのが正真正銘の商品名で、
名鉄電車の駅中コンビニ「サンコス」で売っています。
知り合いから教えられるまで全くその存在を知らなかったですが、
『サンコス』のHPで調べたら2009年1月30日の日付けで
紹介されており、既に3年も売られていることが分かって、少々驚きでした。
※サンコスは名鉄グループの会社「名鉄産業」が展開する“コンビニ”で、
 主に、名鉄の駅構内にあります。

お酒を造っているのは「國盛(くにざかり)」というブランドで知られる
愛知県半田市の造り酒屋「中埜酒造株式会社」で、半田市の観光名所
「酒の文化館」という日本酒の資料館を運営していることでも
知られています。
私は以前、行った事がありますが重厚な黒塗りの壁が印象的な建物で、
展示物も充実しています。
ということで、「味」は私の好みの範疇ですがOKだと思っています。

ところでラベルに印刷された肝心のおもしろ駅名ラインナップです。
向かって左(写真では写っていません)から、
*羽島線江吉良(えぎら) *小牧線味鋺(あじま) *広見線御嵩(みたけ)
*各務原線苧ヶ瀬(おがせ) *犬山線布袋(ほてい)
*尾西線五ノ三(ごのさん) *瀬戸線矢田(やだ) *河和線上ゲ(あげ)
*三河線上挙母(うわごろも) *豊川線国府(こう)
*名古屋本線御油(ごゆ)
何れも劣らぬ難読駅の連続ですが、特に「鋺」の字はIMEでは変換されないので難関中の難関かもしれません。

未成年の方はNGですが、成人の方はお試しあれ。

●昨年の11月29日に、近鉄の創業百周年記念の
「缶チューハイ」の話しをUPしましたが、こちらは記念缶ではなく
レギュラーということで今回UPしました。

2011年08月19日 8時09分

東京の交通100年博(6)函館市企業局交通部「排雪4号車」。

都電6068号とともに展示されている函館市電の「ササラ電車」
(排雪4号車)です。
今シリーズ(2)でUPした旧東京市電「ヨヘロ1形」を改造したもので、
今回、この『東京の交通100年博』のために里帰りしたものです。

函館市企業局交通部のHPによれば、函館市がこの「ヨヘロ1形」を
購入したのは昭和9年で、昭和12年に『排雪車』として改造され、
冬の降雪時に市民の足を守るために活躍しています。
とはいうものの、近年は自動車による除雪作業が主のため、出動する機会は
減っているそうで、こうして間近に見る機会はあまり無いそうです。
で、私もササラ電車の「ササラ」と呼ばれる“ブラシ”を見るのは初めてで、
とても興味深いものでした。
(車内のモーター等も見ることができ、とても珍しいだけにこちらも
堪能しました)
それにしても「箱館ハイカラ號」でさえも誕生から100年以上
経っていますが、それよりも更に10年以上は古いであろうとされている電車が
“現役”というのは驚くばかりですが、それを又、こうして
「東京の交通の歴史」を知る機会に見ることが出来るのはとても幸せなことと
思いました。

ところでこの「排雪4号車」の台車の形式はブリル21E-1で、
「箱館ハイカラ號」(このブログでは2010年11月8日~UP)と同じ。
その他にも私は何か見落としている『見所』がありそうな気がしています。

9月10日(土)までの『東京の交通100年博』、
もしも東京に行く機会があればお勧めします。



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プロフィール

稲見部長稲見眞一
<自己紹介>
昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!