2011年08月29日 18時26分

釧路行き鈍行2429Dの旅(18)芽室でスーパーとかち6号と交換。

7回目の交換は「芽室駅」。
2429Dは13:36頃到着。出発は13:44のため8分ほどの停車と
なりました。

対向列車は36D「スーパーとかち6号」(帯広発札幌行き)で、
「芽室」に停車する列車でした。
「芽室」は「スーパーとかち」の全列車と「スーパーおおぞら」の
一部列車が停車し、また「帯広」との間で区間列車も設定されている謂わば
拠点駅で、はたと思いついて芽室町役場のHPを見たら、
人口は2万人弱で結構な町であることがわかりました。
道理で駅の周辺に建物が多いはずでした。

ところでここ「芽室」の名前の由来ですが、『アイヌ語の「メモロベッ」、
すなわち「メム・オロ・ペッ」(わきつぼの所の川)に、
「芽室」の字をあてたもの』とのことで、まさかアイヌ語が起源とは
思いませんでした。
※引用出典…JR北海道/釧路支社HP

何故そんなことを思ったかと言うと、特別な理由があるわけでは
ないのですが、「芽室」という漢字の語感と「めむろ」という読みからで、
何となく明治期に入植した人たちが付けたような気がしたからです。
想像以上にアイヌの文化が今も残り、かつ息づいていることに
気付かされた出来事でした。

    

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    プロフィール

    稲見部長稲見眞一
    <自己紹介>
    昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!