2011年08月30日 18時43分

釧路行き鈍行2429Dの旅(20)貨物駅で何故か停車!?

2429Dが何故か「西帯広」~「柏林台」間で停車。目の前に「帯広貨物駅」の駅名標がありました。
まあ要するに「貨物駅」の場所で停車したわけです。
※駅名標が小さく、見づらいですがご容赦を。雰囲気を伝えるべく
トリミングをしませんでした。

特段ここで貨物と交換する様子もなく、停車した理由はその時は
分かりませんでしたが、駅名標はJR貨物のもので、「帯広貨物駅」の
名前の下にある次駅の名前が右方向に「札幌ターミナル駅」、
左方向に「釧路貨物駅」となっており、多分、(正式な)駅名標に
書かれた駅名では日本でもっとも遠い隣駅ではないでしょうか?

というより、JR貨物の各駅にこうした駅名標は必ず存在するのでしょうか?
それともJR貨物がこの3月に一部の駅名を変更しており、
「釧路貨物駅」も「新富士駅」からその名を変えており、それをきっかけに
この「帯広貨物駅」だけに作ったものなのでしょうか?
少なくとも乗客にはあまり必要とは思えない情報だけに、頭に中に
「?」マークが幾つも連なりました。
ただ確実に言えそうなのは、ここに停車する列車の乗客の目には
止まるのでしょうが、特急の乗客が気付くのは難しそうと言うことです。

まあ今回は駅名標の存在が一番の興味だったのですが、ここで停車したのは、
「帯広貨物駅」に隣接してJR北海道の「帯広運転所」があることが
その理由で、これは『釧路臨港鉄道の会』の方から教えていただきました。
で、ここに停車するのは「乗務員が交代する」もしくは「添乗の
乗務員がいて、その人をここから運転所に戻す行程になっている」の
どちらかだそうです。

2429Dの旅は本当に奥が深い。

    

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    プロフィール

    稲見部長稲見眞一
    <自己紹介>
    昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!