2011年09月13日 8時06分

「愛の国」から「幸福」へ(6)「幸福駅」は観光地!

「愛の国」を出発して「幸福」に到着しました。

着いてビックリ!ここには広大な駐車場も整備されており、
何とも一大観光地のようです。
流石、「恋人の聖地」です
人影の見えなかった「愛国駅」とは大違いで、実はここに掲載した写真は、
人の流れを見計らいつつ、一瞬の隙をついて撮影したものです。
もっとも溢れるほどの人出と言う意味ではなく、ホームや駅舎・駅前には
いつも数人がいて、それが途切れないということです。

「愛国」と「幸福」のこの落差の理由は良く分かりませんが、
とにかくそういう状況でした。
やはり「愛国」を「愛の国」と見立てるより、「幸福」というストレートさが
良いのか、単に「愛国」よりも「幸福」を願う人が多いということでしょうか?

そう言えば昭和の時代にも記念写真を撮る人は「愛国」より「幸福」が
多いと聞いたような気が…。

その幸福駅にはキハ22が静態保存(上段写真)保存されているのを始め、
訪問者の殆どの方が記念写真を撮影する「幸福の鐘」(中段写真)や、
あって然るべきの愛国駅とセットの「恋人の聖地」の記念碑(下段写真)等が
あります。

「幸福の鐘」の最上部には『HAPPY BELL こうふく』と書かれていますが、
若干ですが鉄道チックな味わいが感じられる体裁になっています。(私の感想)
また「恋人の聖地」の記念碑も、ここ「幸福」では“乗車券”風のアレンジが
ご愛敬です。

    

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    プロフィール

    稲見部長稲見眞一
    <自己紹介>
    昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!