2011年09月14日 8時01分

「愛の国」から「幸福」へ(8)幸福駅名物って?

デジャブ(既視感)。行ったことが無いのに、行ったような気がする場所って
ありませんか?
私にとって、それが「幸福駅」です。

で、下段写真は「幸福駅」名物の名刺や写真などが一杯貼られている風景です。
個人情報の塊なので、どうやって撮影しようとか悩み、
挙句にここでUPするのも止めようかとも思ったものの、この写真なら
多分大丈夫であろうと判断しました。やはり「幸福駅」名物ですし…。

この光景は、それこそメディアに何度も何度も取り上げられているのを
ご存知の方も多いと思いますが、それこそこの「愛国」「幸福」が
有名になった昭和48年以降、私がここを通過した昭和49年当時には
この光景が始まっていたはずで、それが今でも、というか『これほど』までに
続いていることがある種驚きでした。

それはともかく、メディアへの登場だけではなく、私の知り合いも
結構この駅に出かけており、その方たちから撮影した写真を見せて
もらったことも多く、きっとその印象が私の脳裏に焼きつき、
それでまるで自分も行った様な気になり、冒頭の『デジャブ』に
繋がったような気もしています。

それにしても、どこかの駅や神社仏閣で名刺や千社札を
一杯貼り付けられているのは何度も見ていますが、
それで迷惑を蒙っているところも多かったはずで、ここまで公認されているのは
珍しい存在かもしれません。
因みに帯広市のHPによれば、「愛国駅」に貼られた名刺や写真は
「愛国神社」の“どんど焼き”で焼却しているそうです。
「幸福駅」も同様なのでしょうか?

    

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    プロフィール

    稲見部長稲見眞一
    <自己紹介>
    昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!