2011年09月16日 18時27分

国鉄士幌線の思い出(1)入場券ラインナップ。

昭和52年2月23日。この日、私は士幌線の「帯広」~「十勝三股」間を
乗車しました。

(往路)725D/「帯広」発12:50、「十勝三股」着14:59
(帰路)728D/「十勝三股」発15:21、「帯広」着17:14

そこで今回、その時に購入した入場券を並べてみました。
なお、並びは帯広から十勝三股に向けて並べてありますが、
実際には「音更」」は帰路に購入しています。

「士幌」は時刻表では13:37発とあり、ここでの交換列車は
無かったのですが、多分、運転時間に余裕があったものと思われます。
「糠平」は14:31発なのですが、上り列車では隣駅の
「黒石平」と「糠平」間がどの列車も9分の設定にも関わらず、
この725Dでは15分の設定になっています。
「黒石平」から「糠平」方向には上り勾配が続いているので、
それを斟酌する必要があるもののそれでも15分もかかることはなく、
多分、2~3分程度の停車時間があったのでしょう。

「十勝三股」はさておき、帰路に購入した「音更」ですが、
ここは下り727Dと交換しており、なおかつその727Dの発車時間
(16:58)から3分過ぎての17:01出発だったので余裕で
購入していたと察しがつきました。

2011年09月16日 8時00分

名鉄電車の不思議…座席の番号。

写真の座席番号をとくとご覧下さい。

小さな画面の方には、多分読み取れないと思われ申し訳ありませんが、
右の座席番号は「12A、12B」となっており、
左の座席番号は「13C、13D」です。

「あれっ?」と思いませんか???

この座席番号は、名鉄のパノラマスーパー1000系のもので『2号車』の山側(豊橋方面に向かって左側)の座席です。

つい先日、豊橋に行く用事があり、いつもならミューチケットを買って乗車することは無いのですが、何故か気が向いて特別車の乗客となりました。

私の席が12Dだったので、自席を捜し『13D』の次・・・???『12D』が並んでいないのです。
で、反対側を見たらありました!『12D』が。

こうして私はこのA・B・C・Dの“謎”にぶち当たったのです。
参考までに、『13』『14』の席は車椅子対応の3列シートとなっており
お察しの通り、『13C』『13D』が2人席。
通路を挟んで反対側(海側)が1人席で席番号は“A”がふられており、
“B”は欠番です。

どうしてこうなったのでしょう?
名鉄電車に詳しい方に聞いたところ、そもそも全車特別車の4連を
2両づつに分けて一般車の4連と合わせて、「一部特別車」の
6連としたことが発端なのだそうです。

その際、岐阜方の2連は方向転換を行っており、
そのため、1000系パノラマスーパーの3列シートの1人席は、
半分の編成が山側で、半分が海側にあるのだそうです。

更に座席指定の“A”が1人席、“C・D”が2人席となっているのは、ミューチケットの発券上の問題(特に一人席の特定)から変更するわけにはいかず、この席番となったのではないかとのことでした。

なお、この席番の車両に乗り合わせるのは「結構珍しい」と聞き、
なんだか一寸得した気分になりました。

ただ、この文章を書きながら「知っている人が多かったらどうしよう?」と
ドキドキしている自分がいます。



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プロフィール

稲見部長稲見眞一
<自己紹介>
昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!