2011年10月31日 18時28分
今年の8月2日、「三笠のSL機関士体験」の際に、
燃料の石炭の焚き付け用に『薪』を使う話しを書きましたが、
ここ大井川鐵道でもそれらしき物を見つけました。
それがこの写真で、上段写真の石炭置き場の奥に、何故か唐突に存在する
屋根の不自然さに目が行き、その下に木っ端の山を見つけました。
“三笠”で話しを聞いていた私は、「きっとこれは“焚き付け”に使うもので
あろう」と思ったのですが、確認する術がなく、それでも私の推理は
間違いはないだろうと思っています。
昭和51年に大井川鐵道で現在の形でのSLが走り始めてから既に35年が
経っていますが、こうした『木っ端のある風景』は恐らくその当時から
変わっていないのでしょう。
とはいうもののこの『屋根』がその当時からあるとは思えません。
SL運転当初の状況は私にはわかりませんが、後にこの屋根が作られ、
そこに“焚き付け”用を置いたとしたら、その『屋根』があると言うこと自体、
その下にあるものの重要性の証であることは間違い無さそうです。
縁の下の力持ち的な存在と言うより、これが無くてはSL運転が
成り立たないと言っても過言ではない存在に思わず目を向けてしまいました。