2011年10月01日 17時31分

旧士幌線「タウシュベツ橋梁」(14)ポイントを動かすとこうなります。

転轍器を動かし、その使用前・使用後と言うか、切り替え前・切り替え後と
いうか、左の写真は、上り線に出入りする位置で、右の写真は下り線に
出入りする位置です。

だから何なのだと言われればそれまでですが、この楽しさは皆さんには
理解してもらえるはずです。
これで実際に列車(ではなく、足こぎトロッコでも良いのですが)が
その上を渡ってくれれば、気分上々となるのですがそこは無理な相談ですね。

ただ皆さんに注意点を一つ。
今回、私は他にツアー参加者がいる中で、かつ「鉄道好き」であることを
認めてもらった中で、ポイントを動かしていますが、もしもレンタカーなどで
一人でここに来て、一人でこれを動かしていたとして、それを見ず知らずの
誰かに見られたとしたら…、相当に“怪しい”ことは間違い無さそうです。

ここで分岐器の操作体験をされる場合は、是非、複数の方で訪れることを
お勧めします。

さて、私はこの転轍器を何度も動かしたのですが、他のツアー客の方たちを
待たせるような失礼なことはしていません。
何故なら、この場所は本当に大自然の森の中で、皆さんは散策に結構時間を
かけておられ、一方、私はこれだけを楽しんでいたからです。
考えようによっては、私は何とも「勿体ない」時間の使い方をしたようです。

    

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    プロフィール

    稲見部長稲見眞一
    <自己紹介>
    昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!