2011年10月02日 17時54分

旧士幌線「タウシュベツ橋梁」(15)旧「幌加駅」周辺で見つけたもの。

上段写真は旧「幌加駅」の入り口にある案内看板です。

この看板には、「幌加駅」の説明(上半分)と、この駅が木材搬出で
賑わっていた頃の写真(下半分)がありました。
写真を見て驚いたのが、この駅を含めその周辺は、今は大自然の『森』と
なっていますが、当時は切り開かれて人の息吹が感じられることです。

それは説明文から読み取れるのですが、そこには最盛期には約80軒の建物と
350人位の人が住む“町”だったとありました。
350人と言う人数は一見少なく感じますが、私の感覚ではそれが
一つの集落であることを考えれば、それはそれ相当の数字だと思います。

多分、商店も何軒かあって賑やかな声が街中に響いていたであろうと
当時に想いを馳せました。

ところでその案内看板の支柱(一番上の部分)が下段写真なのですが、
古レールを使用しています。
メーカー名は私にはよく分からないのですが(恐らく日本製鐵だとは
思うものの…)、『1938年』の数字があり、それは昭和13年であり、
この幌加駅の開業が昭和14年であることを考えれば、
この駅もしくはこの近辺で使用されたレールである可能性は極めて高いと
思っています。
この看板の支柱に、敢えてこの士幌線で使用された古レールを
採用したのであれば、これを設置した「NPO東大雪アーチ橋友の会」の
見識に拍手を送ります。私の考えは多分合っているはず・・・。



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プロフィール

稲見部長稲見眞一
<自己紹介>
昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!