2011年10月03日 18時37分

旧士幌線「タウシュベツ橋梁」(16)国の登録文化財「第三音更川橋梁」。

写真の「旧国鉄士幌線第三音更川橋梁」は昭和11年に作られたもので、
「第五音更川橋梁」と同じく平成11年に国の「登録有形文化財」に
登録されました。

全長71メートルで前後の10メートルアーチに挟まれる形で、
この写真のど真ん中にある32メートルアーチがあります。
このアーチは戦前の北海道における鉄道コンクリートアーチ橋では
橋桁間隔が最大で、旧国鉄士幌線のアーチ橋の中でも特筆すべき
存在なのだそうで、この橋の近くにある「解説板」によれば、
この橋梁の成功により、日本各地に大きなアーチ橋が作られるようになったと
言うことです。

なお「NPO法人ひがし大雪アーチ橋友の会」ではこの橋の保存のための
活動を行っており、補修費用の募金等を行っています。目標金額は
9000万円ということですが、何とかこの橋がこれからも今の姿を留めて
欲しいと思いました。
それは橋としての用途は無いにしても、また「遺産」としての価値も
少し横に置いたにしても、この渓谷美の中にこの橋が本当に溶け込んでいると
感じたからです。
人工的な橋がこれほど自然と一体化しているのはやはりアーチ橋だからかも
知れませんね。

なお、この場所は『旧国鉄士幌線アーチ橋見学ツアー』で訪れたのではなく、
ツアー終了後に、レンタカーで立ち寄ったものです。
念のため報告しておきます。



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プロフィール

稲見部長稲見眞一
<自己紹介>
昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!