2011年10月19日 19時08分

雑誌「日本の美術」No.545。

あまり皆さんには馴染みがない雑誌と思われますが、この10月10日発行の
「日本の美術」No.545号は『近代化遺産 交通編』の特集です。
交通編ということで当然の事ながら「鉄道」に関する話題も誌面を飾っており
早速、私も一冊購入しました。
※表紙写真はご覧の通り「梅小路蒸気機関車館」です。
なお出版社「株式会社ぎょうせい」の許諾を得て掲載しています。

ところで誌名の「日本の美術」の“美術”と、『近代化遺産』との組み合わせに
「???」となる方もいらっしゃるかと思いますが、そもそもこの雑誌は
“美術”だけを扱ってきたわけではなく、どちらかというと
“美術”のみならず“文化財”もしくは“日本の文化”を感じさせる
ものについても特集をしてきました。
そうっ!この雑誌は毎回1テーマの特集形式を取っており、
今を去ること30年程前には私も時折購入していました。
それは主に「陶器」を特集した回等だったのですが、実は私は結構
「陶器」好きで「乗り鉄」ついでに『窯元』に出向むくこともありました。

その後、仕事が忙しくなるにつけ、「鉄」以外に割く時間が全く無くなり、
この「日本の美術」とも縁がなくなってしまっていたのですが、
今回はテーマがテーマであるがゆえに購入したものです。ただ文化財としての
『鉄道』を取り上げるのはきっとこの雑誌にとって最初にして“最後”だと
思います。

その“最後”と言う意味は、この雑誌が今号を以って『休刊』と
なったからです。
今回はたまたま特集に惹かれて購入したのですが、この雑誌の最後の“号”を
それによって私が手に取ったのは何がしかの『縁』を感じました。

内容は「鉄道」に限らず、「水運」「道路」「航空」と交通全般を
俯瞰しており、確かな読み応えがあります。
「日本の美術」という私の中では一時代を画してきたと思っている雑誌の
休刊に当たり、今回は少々感傷に浸った内容をお許しください。



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プロフィール

稲見部長稲見眞一
<自己紹介>
昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!