2011年11月06日 18時10分

10月8日の大井川鐵道(11)井川線にも乗りに行くことに。

この日、新金谷の駅で一枚のチラシを見つけました。「タイトル」は「運転期間限定路線バス 千頭-長島ダム-接岨峡温泉-閑蔵運転」で、
10月について言えば8日(土)・9日(日)・10日(祝)に、
「南アルプスあぷとライン(トロッコ列車)」と「路線バス」で奥大井を
回ろうと言うものでした。

写真のトロッコ列車を使うと、千頭~閑蔵間は約90分。
それがバスならば30分で同区間を走るので、要は効率よく回れることに
なります。

そのチラシを見るまでは井川線に乗ることはあまり考えていなかったのですが、こんなルートがあるなら話しは別です。
私は井川線全線を乗ってはいるものの、
本音としてはどこかの駅まで乗りたいとは思っていました。
ただあまりにも時間が掛かることもあり、今回は諦めていたのです。
そして同行の方もそのチラシを見て「ここまで来たのだからトロッコに
乗りたい!」と言ってくれたので、行くことを決断しました。

私たちの選んだルートは、千頭駅前発11:50の期間限定路線バスに乗り、
閑蔵駅前着12:20。そこでゆったり昼食をとり閑蔵発13:05の
井川線列車に乗り千頭着14:32。

もしもこのルートを鉄道で往復するならば、千頭発11:36(写真の
列車です。千頭駅を出発して直ぐの踏み切りで撮影しました)に乗車し、
閑蔵着13:05。
折り返し交換の閑蔵発13:05に乗りバスで行ったのと同じ
千頭着14:32。
ただただ乗るだけならそういう選択肢もあったのですが、今回は
「のんびり旅」が目的でしたので、3時間も井川線の車両で過ごすのは
少々苦痛に思えました。(トイレはどうする???もあり)
それゆえバス&鉄道で、往復違う風景を楽しむことにしたのですが、
これがその後、思わぬ展開を繰り広げることになりました。
勿論良い意味です。



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プロフィール

稲見部長稲見眞一
<自己紹介>
昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!