2011年11月07日 18時07分

10月8日の大井川鐵道(12)接岨峡温泉を堪能。

千頭駅前からのバスの乗客は私たち2人だけでした。
そんなこともあって運転手さんから「どこまで行くの?」と聞かれ、
それなら「閑蔵に行っても何もないから接岨峡温泉でも入ったら…。」と
勧められ、それに従うことにしました。
バスの接岨峡温泉到着は12:16で、井川線の接岨峡温泉発は13:22。
1時間以上の時間が生まれ、温泉を堪能する時間は十分にあります。

上段写真はその温泉「接岨峡温泉会館」で、日帰り入浴施設です。
(入浴料は300円)
湯船が狭い(4人も入れば一杯)のが少し難でしたが、
泉質は「これぞ温泉」と感じるものでした。

その温泉に入る前に「千頭駅」で事前に購入していた「大井川ふるさと弁当」
(1050円)を味わいました。
その際、2階の大広間を利用し休憩料が掛かったのですが
まあ温泉のついでということで“良し”としました。
そんな訳で、閑蔵駅で食べる予定だった弁当を思わぬところで食べることに
なった次第です。
まあこうした展開は、行き当たりばったりの旅ならではで、
個人的には好きですね。
肝心の弁当の中身ですが、写真ではやたらおにぎりが目立っていますが、
山女の甘露煮やさといも田楽も入って賑やかでした。

因みに千頭~接岨峡温泉間の鉄道運賃は790円。
一方バスは720円でバスの方が鉄道より安いというのは???でした。
参考までに千頭~閑蔵間では鉄道…1040円、バス…820円で、
何と私たちは片道バスを選んだことで、旅費を思わぬ形で少しだけですが
節約したことになりました。

まあ運転手さんとの会話から始まった温泉ツアーですが、他の乗客の方がいたら
こうはなっていないでしょうから偶然は面白いですね。



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プロフィール

稲見部長稲見眞一
<自己紹介>
昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!