2011年11月07日 18時07分

千頭駅前からのバスの乗客は私たち2人だけでした。
そんなこともあって運転手さんから「どこまで行くの?」と聞かれ、
それなら「閑蔵に行っても何もないから接岨峡温泉でも入ったら…。」と
勧められ、それに従うことにしました。
バスの接岨峡温泉到着は12:16で、井川線の接岨峡温泉発は13:22。
1時間以上の時間が生まれ、温泉を堪能する時間は十分にあります。
上段写真はその温泉「接岨峡温泉会館」で、日帰り入浴施設です。
(入浴料は300円)
湯船が狭い(4人も入れば一杯)のが少し難でしたが、
泉質は「これぞ温泉」と感じるものでした。
その温泉に入る前に「千頭駅」で事前に購入していた「大井川ふるさと弁当」
(1050円)を味わいました。
その際、2階の大広間を利用し休憩料が掛かったのですが
まあ温泉のついでということで“良し”としました。
そんな訳で、閑蔵駅で食べる予定だった弁当を思わぬところで食べることに
なった次第です。
まあこうした展開は、行き当たりばったりの旅ならではで、
個人的には好きですね。
肝心の弁当の中身ですが、写真ではやたらおにぎりが目立っていますが、
山女の甘露煮やさといも田楽も入って賑やかでした。
因みに千頭~接岨峡温泉間の鉄道運賃は790円。
一方バスは720円でバスの方が鉄道より安いというのは???でした。
参考までに千頭~閑蔵間では鉄道…1040円、バス…820円で、
何と私たちは片道バスを選んだことで、旅費を思わぬ形で少しだけですが
節約したことになりました。
まあ運転手さんとの会話から始まった温泉ツアーですが、他の乗客の方がいたら
こうはなっていないでしょうから偶然は面白いですね。