2011年11月12日 18時02分

「長島ダム建設に伴い付け替えられた井川線の廃線跡が見えます」と
井川線の車内アナウンスが入り、思わず車窓を眺めました。
「ヘーッ、見えるんだ」と新しい発見をした気分で私はこうして写真を
撮りましたが、他の乗客の方は・・・でした。
上段写真は「接岨峡温泉」~「奥大井湖上」間で、中段写真はほぼ同じ場所で、
橋をUPにしたものです。
また下段写真は「奥大井湖上」~「ひらんだ」間で、何れもアプト区間に
入る前に撮影したものです。
それにしても、この“旧線”が現役だった時代は、写真の様に湖面
(水面?)が間近ではなく、深山幽谷の川を遥か下に眺めながら
走っていたのでしょうが、それにしても一体どんな所を走っていたのだろうと
呆然としてしまいました。
昭和53年に初めて井川線に乗った時の記憶が全く無く、少し位覚えていても
良かろうなどとは今だから言えることですが、その当時のみならず、
今こうして旧線を見下ろす風景も『絶景』であることは間違いなく、
また旧線がその絶景に彩を添えていることも間違い無さそうです。
大井川鐵道の言う「3つの日本一」にこの風景も加えたいと思うのは
きっと私だけではないでしょう。