2011年11月15日 18時07分

「鉄道日本一の急勾配区間90/1000」と大井川鐵道のHPに
ありましたが、それはどれ位の勾配なのでしょうか?
上段・中段写真は、その90パーミル区間を、運転期間限定路線バスの中から
撮影したものです。
実は路線バスの運転手さんが「長島ダム」バス停の手前の90パーミル区間が
見通せる絶景ポイントでバスを停めてくれ、撮影の時間を
私たちに与えてくれたのです。
「撮影が終わったら声をかけて」の運転手さんの言葉に甘えさせてもらった故の
写真ですが、この風景が独り占めならぬ二人占めだったのは如何にも
勿体ないと感じました。
今後、この『運転期間限定路線バス』(千頭駅前~閑蔵駅前)が
運行される日があったら、片道はバスに乗車されることをお勧めします。
例え乗客が多くて今回の私たちの様に途中で停車しての撮影が
出来なかったとしても、車窓の風景を堪能するだけで十分価値があります。
何より、時間の節約にもなりますし…。
さて上段写真では、険しい渓谷を走っていく線路が見えますし、
中段写真ではその勾配が見て取れます。
下段写真は、丁度中段写真左に見える落石防止柵というか落石防止のための
半トンネルというか、ともあれその区間を走っているところです。
先回も少し触れましたが、「立っていると前につんのめりそうになる」とは
本当にその通りで、「座っていてもずり落ちそうになる」と言っても、
決して誇張ではありません。(やはり大袈裟か…)
未乗車の方は一度お試しあれ。
ところで今回、私は勾配を下る列車に乗ったからと言うわけだけでは
ないのですが、勾配を登る列車よりもその角度が実感できるような気が
しています。(こちらは気のせいかな?)