2011年11月16日 18時09分

「アプトいちしろ」駅には13:49着。今度は出発の13:54までの間に
電気機関車の解放です。
停車時間が短いだけに、とてもとても色々と撮影する時間はありません。
先ずはお約束の駅風景(上段写真)を撮影し、「This is アプト」
(中段写真)等を撮って制限時間一杯。
車掌さんの「間もなく発車します」の声に急かされるように客車に
戻りました。
もう5分あれば車庫のほうまで回り込んで、駐機車両が狙えたのですが・・・。
残念です。
と、言う間もなく列車は定刻で出発。人里離れた山の中でも、
日本の列車はダイヤ通り運転されます。
そして共に山を下ったED902とお別れ(下段写真)し、
列車は再びDL牽引となって「アプトいちしろ」を後にしました。
たった7分間とはいえ、日本でここだけのアプト体験。正確に言えば
日本の“営業路線”で唯一のラックレール式鉄道となるのですが、
やはり“唯一”を体験するのはとても楽しいことです。
ところで日本のラックレール式鉄道といえば、能勢電鉄で行く
能勢妙見山の遊覧鉄道「シグナス森林鉄道」にもアプト式ではない
方式のものがあります。その乗車体験は当ブログで今年の1月31日~で
掲載しましたが、何れにしてもラックレール式の鉄道は、一歩一歩
「山を上り下り」する気分で、その区間が終わると何故か達成感があると
いったら言い過ぎでしょうか?
(一応、「山好き」でもないのに仕事で標高3180メートルの
「槍ヶ岳」に登った経験があるので…。こちらは関係ない話しでした…。)