2011年11月20日 18時21分

SL重連に無くてSL単機牽引にあるもの。それがELの補機。
7両のほぼ満席の客車を牽くにはさすがにSL単機というわけには
いかないようです。
大井川鐵道のHPによれば「いぶき501号」(ED501号)は
1956年製。大阪セメント伊吹工場で使用されていたとあり、
三岐鉄道西藤原駅に静態保存されている「いぶき502号」の姉妹機でも
あります。
片や現役、片や保存機ではありますが、「501号」の現役の姿を見るのは、
西武鉄道からE31形3両が入っているだけにもう暫くの時間しか
残されていないかも知れません。
そして先頭車の本務機は「C10 8」。
製造両数が少なかったこともあり、恐らく蒸気機関車の現役時代を知る私でも
その姿を見たのは今回が初めてだと思います。
釧網本線(SL冬の湿原号)・函館本線(SLニセコ号)で
見かけたC11より随分時代がかった感じで、リベットが良い味を
出していました。
ここからは本音ですが「C10 8」の牽引する列車に乗れたのは
『嬉しく』思えました。
もっともこの機関車の前で記念写真を撮影していた多くの観光客の方に
とってはあまり気にはなってなかった様子で、私のように「わあーッ、
C10だ!」等という人は一人もいませんでした。
でも大井川の蒸気機関車の列車に乗った事が
皆さんの記憶に残ればそれはそれで良いのでしょう。