2011年11月21日 18時23分

帰りの「かわね路2号」は機関車の次位、1号車でした。
(下段写真参照)
1号車のオハ35-435の車内は、上段写真で見てとれるように
昭和の香りを漂わせており、何となく乗客の皆さんも昭和に
タイムスリップしたみたいです。
また、前方の貫通扉の窓越しに見る「C10 8」のヘッドライトが、
より「昭和」を深く味合わせてくれていました。
中段写真の灰皿も、そう言えばこんなスタイルのもあったと
席に着いてから思い出し、思わず一枚撮影してしまいました。
灰皿に蓋が付いていないタイプのものを見たのは一体、何年ぶりなのか
全く記憶がありません。
ところで、他の乗客の方の行動を見ていて「成程」と思った事が一つ。
それは、マスク持参の方がいたことです。
当然、トンネル対策なのですが秀逸なアイデアと思いました。
何故なら『トンネルに入る時は窓を閉める』という昭和の常識が
やはり一般的には通じておらず、というよりトンネルの中の「煙」を
楽しまれる方もおられるので、なかなか賢い対応策です。
(写真を撮影するのは憚られましたので証拠写真はありません)
その方たちは、60~70歳位のグループで、マスクをしてトンネル内の
煤煙を楽しまれているような気がしないでも無かったです。
但し、そのグループの方の名誉のために付け加えますと、
自分たちの席横の窓は閉められていました。
こうして私たちの大井川鐵道の旅は、新金谷16:10に到着して
終わりました。
最後に、この列車も“撮り鉄”さんのカメラの放列の中をひた走ったことを
報告します。皆さん、お疲れ様でした。