2011年11月26日 18時06分

先回も書いた通り、『メトロはこね23号』は10両編成で、「小田原」駅で
後ろの4両の解結を行っています。
で、その解結をしっかり見ようと思っていたのですが、先回の写真を
撮影している内に幌は外され、最後に貫通扉が閉まりきる瞬間に
かろうじて間に合いました。(左側写真)
そして16:39、定刻で箱根湯本に向け出発して行きました。(右側写真)
因みに右側写真で「箱根湯本」行きの車両を見送っている方は
小田急の方で「同好の士」ではありません。
さて今回のMSEですが、私の乗った10号車には「表参道」~
「町田」間でも10人ほどしか乗っておらず、乗車率で言えば20%以下で、
とても採算が成り立つような状況ではありませんでした。
恐らく平日朝の出勤や夜間の帰宅の足としての利用はあるのだろうとは
思うものの、土休日の昼間がいつもこの程度の乗車率であるとするなら、
知名度がまだまだ低いのか、それとも走る時間帯に難があるのか、
何れにしろ先行きが不安になってしまうほどでした。
「小田原」編成の各車両の乗車率は、下車した乗客の数から察して、
さほど10号車と大差は無さそうでしたが、残念ながら「箱根湯本」編成の
乗車率は確かめていません。ただそれでも同様だったのではと思っています。
今回私が書いていることが「実態と異なる」ということであれば
是非、ご指摘頂きたいのと、私の気持ちとしては「実態と異なっていて
欲しい」というのが本音です。
(余談)「小田原」編成の車内のLED案内表示を見ていて面白いと
思ったのがこの『メトロはこね23号』の行先が終始一貫して
「小田原」となっていたこと。
乗客サービスとしては『あり』と思いますが、「箱根湯本行き」に
乗っている者にとっては少々紛らわしいかもしれません。