2011年11月28日 18時10分

上段写真は、実は帰りのリニモの車内から撮影した車両基地で、
今回、往路の乗務員さんの説明で気付いたと言うのも何ですが、
リニモには防音壁が無いため非常に見通しがよく、こうした写真を
撮影できました。
で、この日、私は1時間ほどこの「車両基地」の中にいました。
ところでリニモに防音壁が無い理由ですが、浮上して走行するので、
レールとの接触がなく、そのため騒音が少なく、結果、一部を除き
その路線の殆どが高架であるにも関わらず防音壁は無くても
大丈夫なのだそうです。成程ね!
下段写真は普段は絶対に見られない「運転司令室」です。
これは私が今回のイベントに応募した理由(1)となるわけですが、
通常、3人の方がこの中で運転状況の『監視』をしているそうで、
正面のモニターには、今、どこをリニモが走っているか?
ポイントはどの番線に繋がっているか?
が、本線のみならず車両基地内も含め一目で分かると共に、
各駅の監視モニターの映像が常時確認できるようになっていました。
まあ、当たり前と言えば当たり前の話しで恐縮ですが、やはりこうして
目の当たりにすると少々興奮してしまいました。
また、「運転司令室」の右側にはパソコンと電話の受話器が並んでおり、
駅や車内の乗客の方からの連絡はそこで対応するようになっています。
たまたまですが、丁度私たちの見学中にどこかの駅からと思われましたが
『問い合わせ』の連絡があり、係りの方が正面のモニター前を離れ、
右側のデスクで対応されていました。ガラス越しのため中の音は外に
漏れていないので詳細な状況は分かりませんでしたが、緊急事態で
ないことだけは担当者の方の表情から読み取れました。