2011年12月01日 18時08分

一般の営業運転時に、リニモで一番まじまじと見る事が難しいのは
きっと車両に電気を供給する電車線と車両側での集電装置及び走行台車の部分でしょう。
走行台車はモジュールと呼ぶそうですが、1両あたり5組(左右で1組、
計10台)ついており、それを間近に見ることができました。(上段写真)
また写真では分かりにくいかも知れませんが、コンクリート部分の手前に
碍子の上にある『電車線』(この用語の使い方はリニモの資料によっています。所謂 “架線”にあたります。)が見えます。
そしてモジュールの一番左の部分から下に“足”の様に伸びているのが
集電装置で、それを斜めからUPにしたのが下段写真です。
下段写真では『電車線』が無いので、集電装置の構造がより分かり易いかと
思いますが、“普通”と言うと御幣があるかも知れませんが、
電車のパンタグラフより、どちらかと言えば第三軌条の集電靴
(コレクターシュー)の方がイメージに近そうです。
JR東海の超伝導リニアでは非接触型の集電ですが、同じ磁気浮上式
(浮上の仕組みは異なりますが…)でもこちらは最高時速100キロと
言うことで接触型となっていると思われます。
この「集電装置を確認したかった」というのも私が今回のイベントに
応募した理由(2)となるのですが、やはり普段見られない(見にくい)ものが見られるのは楽しいですね。
※走行台車の詳しい解説は「リニモ」のHPに詳しく出ていますので
そちらをご参照ください。