中京テレビ

2011年12月09日 18時34分

小樽市総合博物館(5)「手宮口」があるのを知りました。

アイアンホース号に乗車する前に、館内の屋外展示車両を見学していたら、
その行き止まりに「手宮口」というもう一つの出入り口を見つけました。
(私が知らなかっただけかもしれません…)

そこにいらっしゃった係りの方に「外に出ても良いでしょ0うか?」と尋ねたら了解が得られたので、館の外に出て撮影したのが今回の写真です。

今シリーズ(1)で紹介しました『玄関』の荘厳さとは趣を変え、
昔の駅舎風の建物に、「鉄道」展示を行っている博物館らしいモニュメントが
あり、皆さんもここに行かれる事があったら是非、こちらもご覧いただきたいと思います。

まず上段写真で目を引くのが画面右側にある大きな『動輪』です。
この動輪の中には『鐘』もあしらわれておりなかなかおしゃれです。
また下段写真は『出発進行』と思わず声をかけたくなる右手のモニュメントは、思わず同じポーズで私も一緒に写りたいと思ったほどで、ただ私以外に
人が見当たらずその願いは成就しませんでした。

これらのモニュメントは、小樽市の発行する「広報おたる平成21年7月号」によれば昭和63年(1988年)、小樽青年会議所が寄贈したものだそうで、『道内で最初に鉄道が開通し、その起点となった小樽。
“夢や希望を抱いて進んだ小樽の先人たちのように、子どもたちもこの地から
未来を切り開いてほしい”と
いう願いが込められています。』とありました。



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プロフィール

稲見部長稲見眞一
<自己紹介>
昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!