2011年12月10日 17時39分

小樽市総合博物館(6)走れ!アイアンホース号。

今年8月24日の最後のアイアンホース号の運転は、「中央」停車場発
15:30で「手宮」停車場着15:34頃。ほんの数分の旅を終えた
アイアンホース号は、転車台でその方向を変えます。(上段写真)
そして再びその雄姿を現したのが下段写真となっています。

最近、各地の転車台の話しを何度か書いているような気がしており、
大井川鐵道もそうだったのですが、やはり現役蒸気機関車が転車台で
一周する姿には見とれてしまいます。
それは私が「鉄」だからではなく、大井川鐵道でも同じ光景を目の当たりに
したのですが、それは非「鉄」と思われる観光客(来館者)の方達が
一斉にカメラを向けていたことで、やはり『万人受け』する一大
“イベント”と言えそうです。

その方向転換を見た後、私はアイアンホース号の雄姿をカメラに写すべく、
館内を歩いて移動しました。と言ってもほんの200メートル程度の距離で、
下段写真の左側に写っているのは「北海道鐵道開通起点(点の文字は旧字)」と書かれたモニュメントで、他にもこの列車の写真は何枚か
あるのですが、やはりこの地に相応しかろうと選んでみました。
ただ天候が曇りであり、少々輪郭がはっきりしないのが残念です。

ということで行きはアイアンホース号の牽引する客車に乗り、
帰りは歩きで走行写真というのが私の今回のパターンでした。
ところでこの列車、15:25分頃にはガラガラでしたが、発車直前に
どっと入館者が訪れ、客車内には立っている人もおられた程で、
その人気が窺(うかが)い知れました。

    

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    プロフィール

    稲見部長稲見眞一
    <自己紹介>
    昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!