2012年01月31日 18時29分
昭和54年10月13日は「『高野山詣で』に出かけた」と言いたいところですが、目的は南海高野線に乗車し「極楽橋駅」に行くこと。この頃『日本の鉄道全線乗破』に向け、まるで“修業”の如く休みになると鉄道に乗り続けていました。
この日と言うか、この前日の10月12日に家を出て、近江鉄道全線、近鉄伊賀線(今の伊賀鉄道)に乗車し、桜井駅の近くの宿で一泊。この日は近鉄吉野線に乗車した後、南海「橋本」12:59の電車で「極楽橋」を目指しました。(極楽橋着13:44)
その乗車券が最上段で、「橋本」~「極楽橋」間は220円でした。(わざわざ書くことも無いですね)
2段目が難波に抜けるために極楽橋で購入したもので、極楽橋発14:15の急行で難波着は15:54でした。
で、私は極楽橋での31分間の折り返しの間に3段目の極楽橋の入場券を購入し、更に最下段写真の乗車券を使ってケーブルカーで「高野山」との間を往復したのでしょうか?
否!であれば私は、平成15年にわざわざ高野山ケーブルカーまで来ることはありません。ではなぜこの乗車券があるのでしょう?
実は、極楽橋駅の駅員さんが、わざわざ“無効印”を押して私にくれたものです。
「極楽橋」まで来て、高野山に向かわず入場券を買って難波までの乗車券を買うという行動をするのは「鉄道マニア」くらいで、それを察してくれた駅員さんから1枚の乗車券が私の手元にやってきたのです。でも「君はケーブルカーに乗りにもう一度ここ(極楽橋)にやってくるよ。だからこのケーブルーの乗車券を1枚プレゼント」とその駅員さんが思っていたかどうかは定かではありません。