2012年01月22日 18時32分

大山観光電鉄(1)。

神奈川県伊勢原市の「大山観光電鉄」も正式名称より「大山ケーブルカー」という呼び名が通りやすいですね。などと言えない事態が…。「大山ケーブルカー」の公式HPを見て驚きました。

何とトップページに『大山ケーブルカー運行休止のお知らせ』『運休期間2012年1月18日(水)初電より当面の間』とあったからです。
車両故障とのことでどんな故障かまでは分かりかねますが、一日も早い復旧を祈るばかりです。

さてこの大山ケーブルカーには平成14年5月18日(土)に乗っています。
小田急・伊勢原駅から10:05発の神奈川中央交通バスに乗り約25分で『大山ケーブル駅』に到着しました。で・・・、現在の大山ケーブルカーの駅名は麓側(バスの終点側)が「大山ケーブル駅」。山上側が「阿夫利神社駅」なのですが、当時は麓側が「追分駅」、山上側が「下社駅」でした。

こう書くとまるでケーブルカーの駅名がバス停おn名前に合わせたみたいですが、平成20年に中間駅も合わせて変わっており(「不動前」が「大山寺」)、私の印象では今の駅名の方が利用者には分かりやすいと思っています。

さて写真の説明ですが、上段が追分駅に向かう途中で、下段が、私の乗車したケーブルカーです。その「おおやま号」で、10:40に出発し、10:46に「下社駅」に到着しました。情けない話しですが、ここ大山ケーブルカーでも「阿夫利神社本社」どころか駅名にもある「阿夫利神社下社」に行くのも断念し、折り返しの11:00発で下山しました。
この日は小雨模様だったのが気がめげた理由なのですが、それも「雨」というより濃い「霧」に包まれた状態で、「下社駅」周辺は白いベールに包まれていたと言っても過言ではない状況で、景色を楽しみたいケーブルカーにとっては最悪の日でした。

●バス停「大山ケーブル駅」~ケーブルカー「追分駅」の間は“門前町”の風情があり、それはきっと今でも残っていることと思っています。

    

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    プロフィール

    稲見部長稲見眞一
    <自己紹介>
    昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!