2012年01月25日 18時36分

途中駅が4駅もある大型ケーブルカー「箱根登山鉄道・鋼索線」の次は、比較するとこぢんまりとした「伊豆箱根鉄道・駒ケ岳鋼索線」です。
「箱根・駒ケ岳ケーブルカー」という呼び方が一般的だった(!)と思うのですが…、平成17年8月31日に廃線となりました。
写真のケーブルカーは何れも私が乗車した「湯の花」号で、上段写真が麓側の「駒ケ岳登り口」駅で、下段写真が山上側の「駒ケ岳山頂」駅です。
そして私が乗車したのは「駒ケ岳登り口」発14:15、「駒ケ岳山頂」着14:20でした。
まあ何れも“真っ白”で『なんだかなあ』という私の気持ちはお察しいただけると思いますが、それでも「乗った」は「乗った」ということで納得はしていたのですが…。
この箱根界隈は、著名な観光地だけあってバス路線もそれなりに充実しており、公共交通だけでも移動しようと思えば、それはそれで可能なのですが、ケーブルカーの“乗りつぶし”を『効率的』に行うのはなかなか難しい相談だったと記憶しています。
そこで究極の選択として「早雲山」から「駒ケ岳登り口」間だけは“タクシー”に乗りました。とはいうものの何でこんな『霧の中』を、タクシーを走らせているのか虚しさが胸を去来していました。
そうでなければ30分も掛からずに移動は出来なかった計算で、“乗りつぶし”は『パズル』を解くようなモノだと私は真剣に思っています。