2012年02月04日 19時05分

近鉄・信貴山鋼索線(3)「西信貴ケーブル」で発見。

「信貴山口」で『ずいうん号』に乗った時は気付かなかったのですが、「高安山」で10:57に下車して、車両の山上側に“貨車”が連結されているのを見つけました。「Wikipedia」では『コニ7形』とありましたが、いつも連結されている訳ではないようで、この“貨車”の上の『箱』が気になりましたが、とりあえずそれは深く掘り下げず、「高安山」発11:02のバスで「信貴山門」(11:09着)を目指しました。

下段写真で、平成15年12月4日の見事な紅葉の上にあるのが『信貴山朝護孫子寺』で、西信貴ケーブルがあるのはこのお寺の参拝用の足として作られたためです。
それにしてもこのお寺、下から見上げているだけでも十分絶景です。紅葉シーズンとケーブルカーはお似合いですね。

ところで『信貴山朝護孫子寺』には今回乗車した「西信貴ケーブル」の他に、昭和58年まで「東信貴鋼索線(東信貴ケーブル)」がありました。
その山上側の終点「信貴山駅」は、今はバス停となっておりそこから11:40発のバスに乗り、東信貴ケーブルの終点でかっての近鉄生駒線との連絡駅「信貴山下」に向かいました。
同じ下山するにも、そこにケーブルカーがあったと思うだけで何故かバスに乗りながら『廃線巡り』をしている気分でした。それは何故???

実は高校の修学旅行の目的地の一つがここ『信貴山朝護孫子寺』で、とても名古屋の高校の目的地とは思えないものの何と、この「信貴山駅」から程近い所に宿があった記憶があり、自由時間に数人で「信貴山下」まで駆け下りて東信貴ケーブルで山上に戻っています。
でも、、、写真が、、、無い・・・。

    

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    プロフィール

    稲見部長稲見眞一
    <自己紹介>
    昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!