2012年02月06日 18時59分

「ブル」の「鳥居前」発は13:00で、「宝山寺」着は13:05でした。(上段写真はその到着時)
下段写真は、接続の『山上線』の発車までのほんの数分の時間を利用し撮影した宝山寺駅の外観で、“駅前”のあまりの狭さに驚きました。
途中に「踏切」があることでも知られる宝山寺線ですが、乗ってみてわかったのは、思ったより傾斜が緩やかなことで確かに踏切があっても『さもありなん』というのが私の感想です。
もっともその踏切は車内からボーっと見ていただけで何故か写真を撮っていませんでした。当時、こうしてブログを始めるなど思いもよらぬことで今思えば「記録」を含めて色々な視点で写真をとっておけばと少々後悔しています。(私の個人的なつぶやきです)
ところで「ブル」の顔は名前の通り“ブルドッグ”からとったものだと私は思っています。愛嬌があるその表情は、目の部分に当たる正面の窓によって醸し出されており遊園地への行楽の足としてはOKですが、通勤でこのケーブルで利用する方は、日々少々複雑な心境で乗車されているのでは余計な心配をしています。まあでも、逆に考えれば毎日の通勤が楽しくなるのかもしれません。
※「鳥居前」~「宝山寺」間の運転時間は6:15~23:40で間違いなく日本で一番運転時間の長いケーブルカーです。因みにケーブルカーですので「鳥居前」も「宝山寺」も出発時間は同じです。
大正7年(1918年)8月29日開業で、何と日本で一番歴史のある由緒正しいケーブルカーであるこの宝山寺線。単に乗るだけの対象としてだけではなく、もう少し心して乗るべきであったと反省しています・・・。